犯罪と検挙率は反比例
犯罪検挙率が下がっています。
平成6年に43%だったのが、平成13年には20%を切っています、検挙率は、窃盗犯、凶悪犯、粗暴犯ともに下がっています、一方で、犯罪そのものが増加し、7年の間に50%以上増えています、これが犯罪関係の実績です。
言い方を変えれば5人に1人しか逮捕されない、後の4人は大手を振って?策を練りながら次の犯罪を企てる、2004年版『犯罪白書』によると、”日本の治安が過去と比べて「悪くなった」と感じている人は、75・5%に上った。”というアンケート結果が出ているようです。
アンケート結果を見るまでもなく、奈良の女児殺害犯のあの挑戦的な態度を示されても、犯人にたどり着けない、諸事情があるのだろうが。
少し、疑問に感じるのは、女児が持っていた携帯電話、捨てたと警察は判断し、池の底まで探していたが、同時に携帯電話のもうひとつの可能性、犯人が所持し、いつか電話するかも分からないからと、GPSによる位置確認を続けていたら、今頃犯人検挙と報道されていたかも分からないと考えると、大いに操作のあり方に疑問を抱く。
これは、治安大国で通ってきたわが国としては、何とか以前の治安の良い国を取り戻したい。