生きる目的が不況の時代。

経済では、2極化が進む、公務員と会社のサラリーマン、中小業者、そこで働く人たち。


この10数年、公務員の方だけがゆとりある生活を満喫しているように思える、昨日も記したが、地方公務員は、その地方の方に比べ、3割ほど多くの所得を得ている。

大阪府が財政赤字に悩みながら、過剰なまでの福祉に税金を使っていた事は周知の事だが、削減案を議論している大阪府、驚く事に組合の猛反発を受けている、怒号まで飛び交っている有様だ。


会社に勤務していれば、会社の業績が悪いと言うだけで、賃金カット、ボーナスは無いなど当然の事として認知しているのに、公務員はその状況が分からないのだろうか、それを擁護し続ける人もどうかしている。


この様な事が常に報道されていれば、最早、モラルは消えうせ、生きていく目的すら見えなくしている、経済だけではなく、生きることの目的を見失う不況の時代だと痛感する。


6年連続で自殺者が年間3万人を超えている、理由の多くは生活苦だが、人の判断を誤らせる事から来る借金苦も大きな原因となっている。
経済大国と呼ばれる日本で、どうして、生活苦で死ななければならないのだろう。

若い人の問題は、尚深刻さがある、教育すら受けられない国が多いのに、これだけ恵まれた環境で若い人が、人生に夢がないとか、ある者はキレテ他人を傷つけ、ある者は、閉じこもり、挙句の果て、薬物乱用や、リストカットを繰り返す。

今求められているのは、自分自身のかけがえのなさを取り戻す事、赤信号、皆で渡れば怖くないと言うような事ではなく、自分しかない個性に満ちた生きる意味を作り出す時代だと思う。

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