あの時とは!今の事!!

体力に自信を無くしている方に朗報!

漂流の時代を乗り切る為に。

町の風景は、何もこれと言って変わらないし、人は楽しそうに談笑している。

いかにも全てが順調かの如く、平和日本を象徴するような光景を感慨深げに眺めている、果たして、どれだけの方が今を満足し充実した生活を送られているのだろうか。

団塊の世代は間もなく定年を迎える、この世代は高度成長の担い手になった、この世代が定年し次の世代がこれからの日本を担うことになるのだが、果たして担う事が出来るのだろうか。

団塊の世代は、無駄にしてはいけない事を教わり、学ぶ楽しさを学び、教養を大切にし、道徳も大切にした世代だ、これらの人が一斉に一線から退く事になる。

映画に出てくる刑事役に、黙々と足で犯人を追い詰める刑事魂を持った役が描かれるがその刑事役のイメージも団塊世代までのイメージだ、学校の先生、銀行員、サラリーマン、全て共通だ。

その後の世代の人の価値観は一体何だろう、担い手になる事が出来るのだろうか、団塊の世代の前の世代は、国の為ならと言って戦死した方も多いし、団塊の世代には、会社の為ならと言う大義名分のようなものが合った。

現在それらに変わる大義名分は存在するのだろうか、この15年の間に長年培われた文化や常識が一変したように思える、歩きながら食べたり、コンビニの前や電車の中でで座り込むのをファッションとしてとらえたり、唖然とする事がやたら目に付くようになった。

大きく見れば、財政赤字をどの様に立て直すのか、ビジョンが全く見えてこないし、政府は国家予算に匹敵する税収を見込む可能性があるとでも思っているのだろうか、破綻へまっしぐらという感覚を捨てきる事が出来ない。

対米貿易を超え対中国貿易がトップになったが、中国のバブル崩壊を危惧する声が聞えてくる、もし、中国が日本のバブル崩壊のような痛手を被る事があれば、日本経済に与える損失は莫大なものになるだろう。

人は楽しげに何の苦労も悩みもないように見えても、心には悶々とした事を抱える人は多い、昔から例えられるが、水鳥と同じだと良く聞いた、水鳥は水面をとても優雅に泳いでいるが、水中では足をばたばたさせている、人も実はそれと変わらないと。