人との別れをかみしめる

生きていて、一番過酷とも言える事が人との別れだろう。
死別は別として、別れたくない人との別れは、心の奥にどんよりと長年蓄積する。

別れなければならない事は、人が生きているうちに何回も経験する事だが、せめて、別れたくないし、一緒に生活をしたいと望む人には、アグラをかかず、いつも相手はどの様な不満や、不足を感じているのか、どうすれば平穏に日常を送る事ができるのか、等を考慮し、相手に配慮を怠らない事が、少なくとも大切な事と思う。

最近の離婚を見て、感じる事は、女性は生き生きとし、男性は落ち込んでいる。女性は相手を変えれば人生を変える事が可能かもしれないが、男性は、死ぬまで己自信と付き合わねばならない、要するに男性に比較は無い、自分を磨き、飽きられない努力を死ぬまで、根気よく続ける以外にはないのだ、自分に負けていては、全てを失う事になりかねない。