ヤミ金という名の殺人者
自殺する方が一向に減少する気配が見えない。
原因は、その人自身にある事は疑う余地がないが、(借り手責任)わなを張り巡らせて弱い立場にある人を、深みへと導くヤミ金が原因として、社会問題となっている。
今日、三重県川越町豊田と言う所で、いわゆる090業者が殺害された、090業者と言うのはヤミ金の取立てを行っている人です、その人が殺された、と言うことは、追いつめられた方の返り討ちかもしれません。
窮鼠猫を噛むの実例かもしれません、でも、そこまで人をずたずたになるまで、精神的に追い詰める業者は、人道上見過ごす事は出来ないはずです。
ヤミ金業者について、少し説明をさせていただくと
ヤミ金とは、
貸金業を営もうとする場合は、都道府県知事への登録を行わなければなりません。この登録をせずに貸金業を営む業者を「ヤミ金融」と言います。
ヤミ金融の特徴
高金利ということです。出資法の金利規制では、年29.2%を超える金利を取ると罰せられますが、ヤミ金融はこれをはるかに上回る「トゴ」(10日間で5割、年1825%)を取っているところもあります。
例えばヤミ金融で10万円を借りると金利だけでも年180万円を超えてしまいます。
その手口や実態
ヤミ金融は、債務者の弱味につけこんでいろんな方法で融資を働きかけてきます。
「システム金融」と呼ばれるヤミ金融は、名称の違う金融業者がグルになって、一人の債務者に対し、次々に他店を紹介して融資しますが、実態を解明すると実質的な経営者は共通の場合がほとんどです。
「090金融」と呼ばれるヤミ金融は、店舗を持たず、携帯電話で融資の働きかけをしたり、
チラシ等で宣伝するなどして、電話による融資の申し込みを受けるものです。
一見便利ですが、高金利な上、暴力的、脅迫的な取り立てにあいがちです。
被害にあわぬ為にも、このような認識は大切だと思います。